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AI × PM · 2026-04-28

PM向けAIツール比較:Copilot・Notion AI・Asanaの使い分け

プロジェクト管理に役立つAIツールを比較。ChatGPT・Notion AI・Microsoft Copilot・Asana AIそれぞれの特徴と実際の使い方を解説します。

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AIツールを試してみたいが、どれを選べばいいかわからない——そう感じるPMは少なくありません。ChatGPT、Notion AI、Microsoft Copilot、Asana AI……選択肢が増えるほど、かえって動き出せなくなります。結論から言うと、今使っているツールのAI機能を先に試すのが最も失敗の少ない入り方です。

全体像を一言で整理する

ツール 最も得意なこと 月額コスト目安
ChatGPT 汎用的な文章生成・壁打ち・分析 無料〜$20
Notion AI ドキュメント管理と連携したAI +$8/人
Microsoft Copilot Teams・Excel・PowerPointとの連携 +¥4,000/人
Asana AI タスク管理の自動化・優先度提案 有料プランに含む

ChatGPT:ツールに縛られず何でも使える

こんな人に向いている: まずAIを試したい人・特定のツールに依存せず使いたい人

議事録の生成

会議の文字起こしを貼り付けると、決定事項・アクションアイテム・次回議題を整理してくれます。文字起こしが多少乱れていても、文脈で補完してくれるので問題ありません。

【プロンプト例】
以下の文字起こしから議事録を作成してください。
フォーマット:決定事項 / アクションアイテム(担当・期日) / 次回議題

[文字起こしを貼り付ける]

出力イメージ

【決定事項】
・リリース日を6月15日に確定

【アクションアイテム】
・田中:ベンダー契約確認 → 5月20日
・鈴木:テスト計画書作成 → 5月25日

【次回議題】
・テスト計画の確認

リスク・課題の洗い出し

プロジェクト概要を渡すと、見落としがちなリスクまで網羅的にリストアップしてくれます。自分では気づかなかった視点を補完するのに使うのがポイントで、AIの出力をそのまま使うのではなく「自分が見落としていたリスクはどれか」を確認する目的で活用するのが正しい使い方です。

報告書・メールの下書き

「経営層向けに3文で」「チームメンバー向けにタスクを明確にして」など、相手を指定するだけで粒度の違う文章を一気に生成できます。下書きを10秒で作り、5分で修正する——この使い方で報告書作成の時間を大幅に短縮できます。


Notion AI:既存のドキュメントがそのまま素材になる

こんな人に向いている: Notionをプロジェクト管理・Wiki・議事録管理に使っているチーム

Notion AIの最大の特徴は、すでにNotionに蓄積されているドキュメントをAIが直接参照できる点です。ChatGPTに毎回情報を貼り付ける手間がなく、「このプロジェクトの議事録を全部読んで要約して」という使い方ができます。

既存ドキュメントの要約

操作手順:
1. Notionのテキストを選択する
2. 右クリック → 「AIに依頼」
3. 「要約する」を選択
→ 選択範囲が箇条書きサマリーに変換される

会議ノートからアクションアイテムを自動抽出

議事録ページを開いた状態でAIに依頼すると、担当者・期日・ステータス付きのタスク表を自動生成できます。

出力イメージ

| タスク | 担当者 | 期日 | ステータス |
|--------|--------|------|-----------|
| テスト計画書の作成 | 鈴木 | 5/25 | 未着手 |
| ベンダー契約確認 | 田中 | 5/20 | 対応中 |

Notion AIで注意したいのは、チーム全員がNotionにきちんとデータを入力していないと機能しない点です。AIの精度はデータの質に依存するため、まずNotionの運用を整えることが前提になります。


Microsoft 365 Copilot:会議の多い職場で最も効果が出やすい

こんな人に向いている: 会社のメイン環境がMicrosoft 365(Teams・Excel・PowerPoint)のチーム

週に何度も会議があるPMにとって、TeamsのCopilotは特にインパクトが大きいツールです。会議中に有効にしておくだけで、終了後すぐに決定事項・アクションアイテム・見逃したポイントをまとめてくれます。

出力イメージ

■ ミーティングサマリー(5月10日 週次定例)

【話し合われたトピック】
・リリーススケジュールの確認(田中、鈴木)
・ベンダー対応の進捗(田中)

【決定事項】
・リリース日は6月15日で確定

【フォローアップ】
・鈴木:テスト計画書を5月25日までに提出
・田中:ベンダー契約書の確認を5月20日までに完了

1人あたり月約4,000円というコストは他のツールより高めです。ただ、週3〜4回の会議があるチームであれば、議事録作成の削減だけで十分に元が取れます。導入稟議を通す際は「議事録作成にかかっていた月間工数×時給」で試算するのが通りやすい方法です。


Asana AI:タスクデータが蓄積されてからが本番

こんな人に向いている: AsanaでタスクとプロジェクトをすでにRun on Asanaで管理しているチーム

Asana AIは、Asana内のタスクデータを分析して優先度の提案・リスク検知・進捗レポートの自動生成をしてくれます。

出力イメージ(リスク検知)

⚠ リスク検知:「テスト工程」フェーズ

・担当:鈴木 → 今週の割り当てが15人日(過負荷の可能性)
・タスク「テスト計画書作成」が期日まで2日。未着手です
・推奨アクション:タスクの再配分を検討してください

Asana AIが機能するかどうかは、チーム全員がタスクをAsanaに入力しているかどうかにかかっています。データが不完全な状態ではAIの提案も不完全になります。導入前に「チームがAsanaを日常的に使っているか」を確認するのが先決です。


どのツールを選ぶか:状況別の判断基準

ツール選びで迷ったときは、「今一番時間を取られている業務は何か」から考えるのが最速です。

今一番困っていること 試すべきツール
議事録の作成に時間がかかる Teams Copilot または ChatGPT
Notionに情報が溜まっているが活用できていない Notion AI
タスクの優先順位判断に迷う Asana AI
まず無料で試したい ChatGPT(無料版)

導入の順序

Step 1: ChatGPT(無料)で業務への活用方法を探る
    ↓
Step 2: 今使っているツールのAI機能を試す
    ↓
Step 3: 効果が出た機能に絞って有料プランを検討する

ツールを増やすことが目的ではありません。「この業務にこのツールを使ったら〇時間削減できた」という実感を1つ作ることが、AI活用の第一歩です。

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