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PM関連資格 · 2026-05-13

PMP受験資格と申請手順:2026年版・日本語で完全解説

PMPの受験資格(経験・教育要件)・PMI会員登録・Application提出・Audit対策まで2026年現在の手順を日本語で解説。

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読了時間:約8分

「PMPを受けたいけど、申請手順が複雑でどこから始めればいいかわからない」——これは多くの受験希望者が感じる最初の壁です。PMP試験の申請はすべて英語のシステム上で行いますが、手順を把握していれば決して難しくありません。この記事では2026年現在の申請手順を、日本語でステップごとに解説します。

この記事の結論 受験資格は「大卒なら36ヶ月・高卒なら60ヶ月のプロジェクトリーダー経験+35時間のPM教育」が条件。PMI会員登録後にApplicationを提出し、約5〜10営業日で審査結果が届く。約10〜15%の確率でAudit(書類審査)が発生するため、経験の証明書類は事前に準備しておくこと。

2024年以降の受験資格変更点

PMP試験は2021年に大きく改訂されましたが、受験資格自体は2024年以降も変更なく維持されています。

現行の受験資格(2026年時点)

学歴 必要な実務経験 必要な教育時間
4年制大学卒 36ヶ月以上のプロジェクトリーダー経験 35時間以上のPM教育
高校・専門卒 60ヶ月以上のプロジェクトリーダー経験 35時間以上のPM教育

「プロジェクトリーダー経験」の解釈:PMという肩書きがなくても対象になる場合があります。「プロジェクトの一部を主導した経験」であれば、PMOサブリーダー・担当リード・進行管理担当なども含まれます。ただし「プロジェクトのメンバーとして参加した」だけでは対象外です。

「35時間のPM教育」の満たし方

方法 具体例 費用目安
PMI認定の研修・講座 PMI ATPプロバイダーの講座 50,000〜150,000円
Udemyなどのオンライン講座 「PMP試験対策」講座 1,500〜15,000円
社内PM研修 会社の研修プログラム 無料(社内コスト)

受講証明書(修了証)が発行されるものであれば、形式は問いません。Udemyなどのオンライン講座でも修了証が発行されれば対象になります。


経験時間・教育要件の証明方法

Applicationでは、プロジェクト経験をプロジェクト単位で記入します。必要な情報は以下のとおりです。

経験の記入形式

各プロジェクトについて記入する内容:
・Project Title(プロジェクト名)
・Organization Name(組織名)
・Project Role(あなたの役割)
・Functional Area(担当分野:開始・計画・実行・監視・終結)
・Start Date / End Date(期間)
・Months of Experience(経験月数)
・Project Description(プロジェクト概要:英語で数行)

ポイント:プロジェクトは複数に分けて記入できます。1つのプロジェクトが36ヶ月なくても、複数のプロジェクトの合計が36ヶ月以上であれば要件を満たします。

経験の証明で注意すること

  • 同一期間の複数プロジェクトは、期間の重複が認められません(同時並行で2つやっていても、足し算はできない)
  • 申請時点から振り返って8年以内の経験が対象
  • 記入内容は英語でも日本語でも提出可能だが、英語を推奨(Audit時に確認しやすい)

PMI会員登録手順

受験料の節約のため、Application提出前にPMI会員登録をすることをおすすめします。

手順

  1. PMI公式サイト(pmi.org)にアクセス
  2. 「Join PMI」からアカウントを作成
  3. 個人情報(氏名・所在地・職歴など)を入力
  4. 会員費を支払う(年約16,000円)
  5. 会員証がメールで届く(即日〜数時間)

会員になるメリット

特典 内容
受験料の割引 非会員より約30,000円安い
PMBOKのPDFダウンロード 無料で入手可
Agile Practice Guideのダウンロード 無料で入手可
学習リソースへのアクセス PMIが提供するコンテンツが利用可

会員費(約16,000円)と受験料の差額(約30,000円)を考えると、差し引きで約14,000円お得になります。


Application提出のポイント

PMI会員登録完了後、PMI.orgのマイページからApplicationを提出します。

Application提出の流れ

1. PMI.orgにログイン
2. 「Certifications」→「PMP」→「Apply」を選択
3. 教育要件の入力
   → 35時間を満たす研修・講座の名称・機関・日付を入力
4. プロジェクト経験の入力
   → プロジェクトごとに詳細を英語で記入
5. 申請内容を確認して送信
6. 受験料の支払い
7. 審査結果を待つ(通常5〜10営業日)

よくある記入ミス

ミス 対処法
経験月数が合計36ヶ月未満 他のプロジェクトを追加して合計を増やす
教育時間の証明書がない 修了証が発行される講座を先に受講する
プロジェクト概要が曖昧すぎる 「何を・誰のために・どんな規模で」をひと段落で書く

プロジェクト概要の書き方例(英語)

Managed a 6-month e-commerce website redesign project for a retail client.
Led a team of 5 members (3 engineers, 1 designer, 1 QA).
Responsible for scheduling, stakeholder communication, and risk management.
Budget: approximately 5 million JPY. Successfully delivered on schedule.

Audit(審査)への対策

Application提出後、約10〜15%の確率でAudit(書類審査)が発生します。Auditは不合格を意味するのではなく、申請内容の事実確認です。

Auditで求められるもの

必要書類 内容
学歴証明 大学卒業証明書または卒業証書のコピー
職歴証明 上司・プロジェクトスポンサーのサイン入り経験証明書
教育証明 研修・講座の修了証のコピー

Audit対策:事前に準備すること

  1. 上司や元上司に連絡しやすい状態を保っておく:職歴証明には現在または元の上司のサインが必要。連絡が取れなくなると証明できない
  2. 英語で書類を準備しておく:日本語の証明書しかない場合は、英訳を添付する必要がある
  3. 修了証のPDFを保存しておく:受講した講座の修了証は必ず保存(後から再ダウンロードできない場合がある)

Auditが来た場合の対応期限は通常90日です。期限内に書類を提出すれば審査が進みます。


まとめ

  • 受験資格は2024年以降も変更なし:大卒36ヶ月・高卒60ヶ月の実務経験+35時間のPM教育
  • Application提出前にPMI会員登録:会員費より受験料割引の方が大きい(差し引き約14,000円お得)
  • プロジェクト経験は複数に分けて記入可:1プロジェクトで全期間を満たす必要はない
  • Auditが来ても慌てない:約10〜15%の確率で発生するが、書類を事前に準備しておけば問題なく通過できる
  • 上司・修了証の連絡先・書類は先に整理:Audit時に慌てないよう、申請前にコピー・メールアドレスを控えておく

PMP試験の概要・難易度・キャリアへの影響はこちらで解説しています。

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